特徴

傷を癒すハーブ

コンフリーは、ヨーロッパやシベリア西部、西アジアに分布するハーブで、5~8月にかけて桃紫色や淡黄色の小さな花を咲かせます。根と葉には、細胞の修復を促す「アラントイン」という成分が大変豊富に含まれており、古くから骨折や傷の治癒に重宝されてきました。近年では、肌細胞の代謝を高めることを目的とする基礎化粧品に、抽出エキスが使用されています。

日本では、1970年代に健康食品として広まり、家庭で手軽に栽培され、天ぷらやおひたしとして親しまれていました。ところが近年、肝機能障害を引き起こす弱い毒性があることがわかり、厚生労働省が食品としての販売を禁止しました。現在も、畑の縁や牧草地などに自生しているハーブですので、誤って葉や根を食用として摂取しないよう家庭でも十分に注意しましょう。ただし、ケア剤や傷の治療薬など、外用としての利用は安全であるため、現在でも幅広く用いられています。

アラントインとは?

組織修復賦活作用、壊死組織除去作用を持つ成分。傷ついた細胞を修復し、皮膚や粘膜についた傷の治癒を促進します。穀物の胚芽や煙草の種子にも含まれています。

名前の由来は?

コンフリーの学名は「シンフィツム」。「結合する」という意味を持つギリシア語の「シンフォ」に由来するものです。また、コンフリーという英名も、「接合」を示す英語である「con firma」から来たものです。これらは、折れた骨を接合し元に戻すという効能を表したもの。古くから骨折の治療薬として人々に効果を認められ、親しまれてきたことが示されています。

用途

治療薬

治療・ケア

湿布として

細胞の修復を促す成分である「アラントイン」が豊富に含まれているので、骨折、打ち身やねんざ、やけどなどの治療に力を発揮します。

元々は、熱湯で茹でたコンフリーの葉をすりつぶして裏ごししたものを患部に塗り、湿布薬として使用されていました。現在では、抽出エキスを配合した軟膏剤が、傷の治療に用いられています。

美容

化粧品、ヘアケア製品として

スキンケア

抽出エキスには収れん作用があり、肌荒れを防止する基礎化粧品や、リップクリームやハンドクリームなどのケア用品に利用されています。アトピー、アレルギー、ニキビの予防にも効果的です。また、抽出エキスや乾燥させた葉をお風呂に入れて入浴剤として用いることで、肌をなめらかに整える効果も期待できます。

ヘアケア

コンフリーの抽出エキスは、ヘアケア製品にも使用されています。保湿効果が高いので、髪や頭皮の乾燥を防止する製品に配合されています。また、炎症を鎮める作用があるので、フケやかゆみを抑え、健康な髪が育つ頭皮環境を保つスキャルプ剤にも用いられています。

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