用途

数種類あるボダイジュの中で最も多く植えられる小葉系西洋種フユボダイジュ。コバノシナノキ、コバボダイジュ、シナボダイジュ、ヨーロッパボダイジュなどの別名を持つ、シンボルツリーや街路樹庭園樹に適した落葉高木です。

料理

ハーブティーとして

ハーブティーに使われるのは、リンデンフラワーと呼ばれる花と苞(ほう)の部分と、リンデンウッドと呼ばれる木部です。

花は、「ボダイジュ花茶(リンデンフラワーティー)」として、ヨーロッパで古くから愛飲されてきました。マスカットに似た香りにハチミツをお湯で薄く溶いたような甘くて優しい味がします。リラックス効果、精神安定効果に優れ、沈んだ気持ちを明るくさせる効果もあります。ヨーロッパでは、子供が興奮した時などに飲ませる習慣があり、「グッドナイトティー」とも呼ばれています。発汗作用があるので、風邪のときに熱いうちに飲むのもおすすめです。また、ビオフラボノイドという成分が含まれており、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの予防にも効果があります。

木質部を使用するリンデンウッドティーには、すぐれた利尿作用があります。体の余分な水分や老廃物を排出するため、むくみを解消してくれます。腎臓の機能を活性化させ、コレステロールを減少させる効果が知られており、ダイエット中におすすめです。

※ビオフラボノイド
ビタミンPとも呼ばれる水溶解性の物質です。
体内のビタミンCの吸収を促進し、肌荒れや吹き出物などの予防や改善に役立つとされています。

美容

化粧品、ヘアケア製品として

花から抽出されたエキスには、タンニンやフラボノイドなどの成分が含まれています。消炎効果、鎮静効果、収れん効果があり、肌荒れを防止しキメの細かい肌に整える目的の化粧品に配合されたり、保湿効果、血行促進効果があるので、保湿スキンケア化粧品や入浴剤に用いられたりと、幅広く使われています。また、抗炎症作用、刺激緩和作用によって皮膚をやわらかくしたりかゆみを鎮静したりすることで、頭皮、毛髪をすこやかに保つ効果が期待できることから、一般的にヘアケア製品に配合されることもあります。

豆知識

ボダイジュには、寒冷地向きのフユボダイジュと暖地向けナツボダイジュがあります。この2つの自然交配種が、シューベルトの名曲『リンデンバウム』で歌われる、セイヨウボダイジュです。ハート形の葉っぱがかわいらしく、恋愛の木としても知られています。

尚、釈迦が悟りを開いたとされている「菩提樹」は、クワ科の「インドボダイジュ」で、フユボダイジュとは別物なのです。

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