特徴

インド仏典にも記される薬効

インド仏教経典の中で、ビワの樹は「大薬王樹」、ビワの葉は「無憂扇」と記されるなど、様々な古書でその優れた薬効が伝えられています。ビワ療法が日本に伝わったのは奈良時代で、仏教とともに渡来したと言われています。

ビワの葉には、アミグダリン、タンニン、サポニン、クエン酸、ブドウ糖などの成分が含まれており、これらが相乗効果を発揮して、疲労回復、利尿作用、糖尿病予防、アレルギーの改善など、さまざまな症状に効果を現すと言われています。
特にアミグダリンは、「ビタミンB17」とも呼ばれ、最近では、ガン予防も期待できる成分として注目されています。

用途

料理

食用として

ビワの葉を使ったお茶は、ほのかにアンズの香りのするクセの味が特徴です。緑茶や紅茶と違いカフェインも含まないため、夜中でも安心して飲めます。市販のものも多くありますが、自宅などにビワの樹があれば、家庭でも簡単に作ることができます。

ビワ葉茶の作り方

  • ビワの葉2~3枚をタワシなどできれいに洗って、調理用のはさみで1/3程の大きさに切ります。
  • やかんに半分くらいの水と葉を入れ、火に掛けます。
  • 煮立ってきたら差し水をします。再び煮立ってきたら出来上がり!

※必ず水から煮出しましょう。煮すぎると苦くなるので注意!目安はワイン色です。一晩寝かすとキレイに色がでます。

治療薬

漢方、民間療法として

ビワの葉には殺菌力があるとされ、葉を煮詰めた汁を湿疹や、あせも、水虫などにぬったり、入浴剤として利用したり、葉を直接湿布として使ったりと、多岐にわたって利用されています。

美容

化粧品、ヘアケア製品として

ビワ葉から抽出した植物成分エキスは、ネロリドール、ファルネソール、ピネンなどの精油や、ブドウ糖などの有機酸類を含んでいます。消炎と収れん効果があるため、あせもやニキビの改善製品に使われます。肌荒れを防ぎ、引き締まった肌に整える目的でも基礎化粧品やヘアケア剤にも配合されます。

ビワ(枇杷)と琵琶

ビワは、楽器の琵琶にその形が似ていることから名付けられました。

漢の皇帝、劉熙(りゅうき)の『釈名』に、「手を推し進むを“枇”といい、手を引き却くを“杷”という」という一文があります。これは、楽器の琵琶の奏法についてについて書かれた一文です。このことからもわかるように、元々楽器のビワは“枇杷 ”と書かれていたのです。後に「琴」などと同じように楽器として表記するために冠の部分を付け替えて“琵琶”となりました。

その後、中国の揚子江あたりに原生する黄色の果実が、楽器の琵琶に似ていることから、木へんの枇杷の字を当てたと言われています。

“ビワ”は、元々は弦楽器の奏法を表した言葉で、ギターに置き換えていえば「ダウンストローク&アップストローク」になるのです。


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