特徴

古くから用いられてきた薬草

センブリは日本固有の薬草で、ドクダミ、ゲンノショウコと並んで三大民間薬の1つに挙げられます。九州から北海道までの日当たりの良い山野の草地に自生しており、花のついた全草を乾燥させて煎じたものは、消化不良、胃痛、下痢に用いられます。

古くから日本で用いられ、室町時代以前はノミやシラミを駆除する殺虫剤として、江戸時代には胃薬として使われていました。 江戸時代に書かれた「草木図説」には「腹痛を治してよく虫を殺す」と記されています。

子どもが逃げ出すほどの苦み!?

「千回ふり出してもまだ苦い」ことから「センブリ」と名づけられ、その由来の通り、リンドウ科の中でもずば抜けて苦く、苦味成分はリンドウの約十倍も強いとされています。植物学者・牧野富太郎は「センブリは 嫌だとばかり 子供逃げ」という川柳を残しており、名前を聞いただけで子どもが逃げ出すほどの苦さであったことを表しています。

別名は「当薬(とうやく)」で、これは「まさに当たる薬」、つまりよく効く薬という意。地域によっては薬草(くすりぐさ)、医者倒し(いしゃだおし)、薬草(やくそう)とも呼ばれています。

用途

料理

食材として

ハーブティー

センブリを日干しで乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む「センブリ茶」。センブリの苦味配糖体が、胃腸虚弱や下痢、腹痛、脱毛などに良いと言われています。 薬局の漢方コーナーや健康茶コーナーで購入できます。

治療薬

治療・ケア

健胃薬として

センブリの苦みは舌先を刺激して、反射的に胃の働きを活発にします。古くから苦味健胃薬として、食欲不振、消化不良、腹痛、胸やけなどに用いられています。また、精神安定効果があり、乗り物酔いなどにも有効とされています。

美容

化粧品、ヘアケア製品として

センブリから抽出したセンブリエキスには、「血行促進作用」「抗酸化作用」「毛根の細胞活性化」などのはたらきがあると言われています。こういったことから、エイジングケアとして美容化粧品や健康食品に使われたり、脱毛症治療として多くの育毛剤に使用されています。

※エイジングケアとは、年齢に応じた肌のお手入れです。

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